夏の星 真似て応用 独創へ
朝霧に 沈む雲々 ウチノ海
容赦なく 現実暴く バンクシー(無季句)
日のさかり 見ゆる革命 バンクシー
プレバト纏め 2020年7月30日
炎帝戦予選
アイスクリーム売り場で一句
(思いと言葉のバランス)
C1位 千賀健永
かき氷 密かに崩す 銀河の夜
(「かき氷」と「銀河」は季重なり。
「銀河」と「夜」を重ねる必要性があるのか?
意図して詠んだとは私には思えませんでした。)
C2位 春風亭昇吉
スイカバー 隣に君の いない海
(青春のアニメの1ページのようで良い。
私は好きな俳句でした。)
C3位 ミッツ・マングローブ
溶けだすバニラ 職蟻たちのフェロモン
⇩(職蟻とは働き蜂のこと。発想力が素晴らしい。
「溶けだす」では情報が不十分。)
落ちたバニラ 働きありの フェロモン
C4位 森口瑤子
毒々しと 思ふ日あり 氷菓子
⇩(素晴らしい添削に唸ってしまいました。)
毒々しと思ふ 氷菓子も人も
毒々しと思ふ 氷菓も人も吾も
D1位 三遊亭円楽
氷壁崩落 白玉を 掘り出す
(「氷壁崩落」が重いので
「掘り出す」という複合動詞の取り合わせが良い。
飄々とした味わいがついに出たと絶賛!)
D2位 立川志らく
八月十五日 アイス溶け続け
(季重なりの句。チャレンジしていると評価。)
D3位 北山宏光
氷菓美美し アンディウォーフォルの色彩
⇩(アンディウォーフォルは20世紀のポップアートの創始者。
古語と現代美術を狙い、殺し合ってしまい損をした。)
氷菓ぎっしり アンディウォーフォルの色彩
氷菓百円 アンディウォーフォルの色彩
D4位 篠田麻里子
アイスの当たり棒 そっと仕舞う甥
⇩(小さな甥であることが解るように添削。
この内容なら五七五に入れられる。)
甥っ子が 仕舞うアイスの 当たり棒
C1位はいかがなものかと…。
私には良さが解りません。
春風亭昇吉さんの句の方が良いと思うのは私だけ…?
三遊亭円楽さんの俳句がずっと大好きだったので
決勝進出してくれて嬉しかったです。
来週はいよいよ本選です。
楽しみでなりません。
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