2020年8月9日日曜日

五月雨や大河を前に家二軒   与謝蕪村

蒸暑し 因縁生起を 説く人の  
樺色(かばいろ)の 浴衣の裾と 下駄の音
夏の島 ピクチャレスクの ミュージアム
ノスタルジック 漂う空気 簾かな
木賊色(とくさいろ) 夏に重ねる 年と色

夏井いつき俳句チャンネル より

カットの切り替えで季語を強調してみよう!でした。
五月雨や 大河を前に 家二軒   与謝蕪村
上記の句は助詞を教える際、よく使われる句だそうです。
五月雨が季語。五月雨は雨そのものである。
五月と記していますが6月の梅雨のことです。
陰暦と陽暦の違いです。
名詞5つと助詞3つで構成された句です。
助詞を「の」に変えて説明してくれました。
上の言葉が下の言葉を条件付けしていきます。
ニュアンスが全く違っていました。
助詞をもっともっと勉強しなくては…。

夏井いつき先生の大好きな句の紹介がありました。
六月を 綺麗な風の 吹くことよ   正岡子規
この句も陽暦と陰暦では全くニュアンスが変わってきます。
陰と陽は本当に難しいです。
毎回、パソコンで調べています。
未だちんぷんかんぷんです。

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