2021年1月5日火曜日

新年の季語

行く雲やヘイトまみれの地で客土
熱燗や一番星が待ちきれず
しづり雪虐めに気付くことあれど
橙飾る動物的な愛し方
深紫外ベルエポックとなる予感(無季句)

夏井いつき俳句チャンネル より
【季語】新年は5つ目の季節?今すぐ使える季語を紹介します

俳句は5つの季節。春夏秋冬+新年。
「三日」も季語になっています。
別の言い方をする「傍題」もあります。
「猪日(ちょじつ)」です。
歳時記(山本健吉著)より
「中国の風習(習俗)から来ている呼び方で
 六種の家畜を配して、
 それぞれの家畜はその日は屠殺しない日である。」
猪と記してありますが、豚のことです。

元日は鶏日。初鶏(はつどり)、初鳴きもある。
二日は狗日(くじつ)。
四日は羊日(ようじつ)。
五日は牛日(ぎゅうじつ)。
六日は馬日(ばじつ)。
七日も季語。人日(じんじつ)。俳句の世界では結構使う。

山本健吉が歳時記に記している言葉。
「それぞれの家畜を
 その日は屠殺しない日であり
 人日は死刑を行わない日である。」

七日に七草粥を戴くと言うのも
人を労わると言う行事かもしれません。と塾長。
「大正月の終わりの日に当たって
 門松とか松飾を外して松送りしたり
 七草粥を炊いて祝ったりする七日正月と言う季語もある。」

子晦日(29日)から7日まで、一日5句詠むと
50句のトレーニングができます。
しかし、5日と6日の読み訳が難しいと塾長。

来年は挑戦いたしたく…。

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