2021年1月11日月曜日

村上健志さんの新年の俳句

声つかう強き人こそ優しけり
泣初(なみぞめ)や不安が背後にずっしりと
初空や耳が拒否する歌曲あり
円高がますます進む明の春
涙落ち過呼吸となり去年捨てる

フルーツポンチ村上のムラカミチャンネル より
新年の俳句 より
https://www.youtube.com/watch?v=ryYnmexnbmo&t=20s

村上健志さんの俳句が歳時記に載ったそうです。
歳時記には解説と例句が掲載されています。
例句として取り上げられたそうです。

「双六の駒にポン酢の蓋のあり」
双六が新年の季語。
双六を調べるとその中に掲載されているのだそうです。

新年の俳句紹介!

「初日記とめはねに差すひかりかな」
初日記が新年の季語。

「まだ白い明日が並ぶ初日記」
希望と不安を抱えた時期の心境を詠んだそうです。
この句は短歌を先に詠んでおられたそうです。
「まだ白い明日が並ぶ日記帳 一月一日金曜日晴れ」
が元句だそうです。

「帰り路のカラーコーンに松飾り」
「双六の駒を進める度(たび)光る 従兄の腕のデジタル時計」
「ばあさんに叱られずに酒が呑めるよと 祖父は私に酒を注がせる」

俳句にも上手下手の前に好き嫌いってあるように感じます。
やっぱり私は村上健志さんの感性が好き!

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