2021年1月30日土曜日

鏡で一句

最多更新重病者数春を待つ
ワクチンに見る不信よ寒きびし
舌巻いてキレた姿や波の花
寒の雨吾は騙せない正直に
くそくらえブルシットジョブ冬深し 

プレバト纏め 2021年1月28日
鏡で一句

永世名人富美男のお手本
梅沢富美男
あえかなる鏡の色をして冬日
(「あえかなる」は触れれば落ちるような弱々しい様を表現する言葉。
自分の目に映ったものを淡々と即物的に描写している。)

特待生昇格試験
千原ジュニア
自画像に手鏡も描く春隣
(助詞とまじめに向き合っている。
「も」は使う方によっては散文的になる。)
手鏡も描く自画像春隣

1位 浅野ゆう子
初日冴ゆ着物の衿の紅椿
添削
鏡冴ゆ初日の衿の紅椿
半衿は椿初日の鏡冴ゆ

2位 福田麻貴
寒暁やバックミラーの父のクマ
添削
クマ深き父寒暁のバックミラー

3位 宮田俊哉
鏡越し煌めき冬めくアイメイク
添削
鏡越しに合う目冬めくアイメイク

4位 NANAMI
冬の宵曇る鏡に映る月
添削
我が息に曇る鏡や冬の月

5位 田辺智加
晩冬に咲いた愛の実鏡中(かがみなか) 
添削
鏡中(きょうちゅう)に冬の終わりの恋ひとつ

生きざま=体型を実感した回でした。
ゲストの体形の見苦しさは反面教師にしなくては…。
益々、人生が苦しくなりそうですが…。
言葉さえ明瞭に発音できないほど肥満するのは…。
俳句にも自分勝手が前面に出ていたように感じました。
自分さえよけれは良いと言うのは俳句にも現れるんですね。
今後、自分自身も注意しなくては…。
夏井いつき塾長の浅野ゆう子さんへの
添削の素晴らしかったこと…。
惚れ惚れいたしました。

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