初夏の夕一匹飛ばし絶筆とす
透け感に込めた思いや杜若(かきつばた)
序の舞の一点見据え扇かな
霊場の梅雨の晴れ間の彩りよ
帆を孕み夢へ漕ぎ出す雲の峰
NHK俳句 兼題「蛾(が)」
右の眼に大河左の眼に騎兵 西東三鬼
逃水をちひさな人がとほりけり 鴇田智哉
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大透翅蛾(おおすかしば)ひかりを吸うて離れけり 碩(せき)真由美
触るるほど顔寄せてなほ蛾のしずか 久保田聰(あきら)
蛾の止まる電信柱むずがゆい 城内幸江
テーマは
「句のひとみ」になって読む
ひとみのみなもと「目」って何?
でした。
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