2021年6月14日月曜日

雨宿りで一句

蝉生る青眉の中に夢あらん
何気ない仕草の違ひ田植花
夏の夜や焔(ほのお)に描いた優しき目
梅雨の月薄墨色を纏い待つ
月を待つ待ち焦がるるは夏の其方(そち)

プレバト纏め 2021年6月10日
雨宿りで一句

永世名人富美男のお手本
梅沢富美男
紫陽花の蒼きはぜるや雨しとど
添削(言葉が喧嘩している。)
紫陽花の蒼きよ雨にはぜる蒼

特待生昇級試験
三遊亭円楽
夕立や尻っぱしょりを犬が追う
(肩の力が抜けている。
 個人的に素晴らしいと思いました。
 尻っぱしょりとは走り易くする為に
 着物などの裾を帯に挟んでまくること。)

1位 伊集院光
濡れ鼠せめてどこぞの喜雨であれ
(喜雨とは夏の季語でひでりが長く続いた際
 ようやく降る恵みの雨のこと。)

2位 高島礼子
夕立にねれて行こうかウォーキング
添削(映像が見えてくるように添削。)
夕立も楽しウォーキングの歩幅

3位 二階堂高嗣
集め汁忘れ去られる片頭痛
添削(集め汁とは端午の節句に食べる汁物。
   邪気を払うとされている。)
味噌汁は熱し入梅(ついり)の片頭痛

4位 若槻千夏
梅雨冷えで足元みたら靴ぴえん
添削(ぴえんとは悲しみを表す流行言葉。)
タクシーは来ず梅雨冷えの靴ぴえん

5位 橋本直
夕立に軒下誘われ知るパン屋
添削
夕立の軒よパン屋と知る香り

三遊亭円楽さんの句が素晴らしかった。
また、夏井いつき先生の添削も勉強になりました。
次回のお題は「折りたたみ傘」期待しています!

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