2025年4月26日土曜日

あの本、読みました? 本の帯 けんご

親を待つ長元坊(チョーゲンボウ)の五羽のひな
麦鶉(むぎうずら)姿見えねど「ご吉兆」
麦鶉出会いの広場へやって来し
麦鶉相手探しは命がけ
春の鳩石を啄みクックルク~

■あの本、読みました?
【本の帯】で見つける読みたい本!けんご感動…36年前の名作

鈴木保奈美 角谷暁子 林祐輔P
中島將智 けんご 染井為人 瀧澤宣彦(のぶひこ) 鶴見真緒

「正体」著者 染井為人が語る 執筆秘話&けんごとの共通点

「ブレイクショットの軌跡」の一文 逢坂冬馬著/早川書房 
松山は、明らかに急いで昴から視線をそらし、自分の工具箱に向かった。
あ、と思わず昴は声を出した。松山は怪訝そうな顔で振り向いた。
なんだよ、と例の「怖い顔」が言っていた。昴は、松山が工具箱に
向かおうとしたとき、ブレイクショットの車内にボルトを一つ
落すのを見てしまった。明らかに、松山はそれに気づいていない。
(中略)
規則では、他人の失敗に気づいた場合も、即座に作業停止を
呼びかけて上長に報告しなければならない。だが、昨日自分の
襟首を摑んだ松山が、今まさに二年十一ヶ月の工程をすべて終え、
これから「放免祝い」に臨む場面で、彼が失敗したと
工場全体に告げることに、昴は躊躇した。

帯から見つける読みたい本 けんごが語る売れる帯の秘密とは?
けんご 染井為人 中島將智
小説紹介クリエイターとは?
帯とSNSの新たな関係
「アルジャーノンに花束を」何回読んでも泣けます
けんごの好きな♪アルジャーノン/ヨルシカ
林祐輔Pの好きなのは♪DEAR ALGERNON 氷室京介

「残像に口紅を」筒井康隆著/中公文庫
単行本初版1989年 文庫本初版1995年
SNSで話題!相次ぐ重版

「世界でいちばん透きとおった物語」杉井光著/新潮文庫
ネタバレ厳禁の帯
洗練された文章に引き込まれ、清らかな物語に心を摑まれました。
帯とSNS 伝えたい思い

「正体」染井為人著 光文社文庫
けんご氏激推し!今年一番ボロ泣きしました
よんでほしい ただそれだけです 

業界初!×書店 帯コラボ企画

鶴見真緒
全面帯の文言はけんごのSNS

奈保美 一気読み大賞ノミネート 逃亡者と市井の人々

「正体」の一文 染井為人著 光文社文庫
「ひとつ、確認なんですが」となりに立つベンゾーが静かに口を開いた。
「御社はなぜ作業員に対して割増賃金を払っていないのでしょうか」
柳瀬の手がピタッと止まった。
(中略)
「うちはさ、これまでずっとこれで やってきてんだよ。
文句言う奴なんていなかったしね。だいいち元々の時給が
千二百五十円だからこういった場所にしちゃ悪くはないだろう」
「それは答えではありません」「じゃいいよ。辞めてもらっても。
納得できないまま働くこともないじゃない。どうぞどうぞ
荷物まとめて今すぐここを出て行って」

エッセンシャルワーカー描く思いとは…
冤罪 マスメディアの責任 尻拭いさせられる人々
心から出た言葉なら残すが…。かっこつけた言葉は…。
自分の感覚を信じて書く 疑問を持たれる可能性のある言葉は排除
染井為人氏 最新作 「歌舞伎町ララバイ」双葉社
家出少女の七瀬が“歌舞伎町に巣食う悪党”に立ち向かう物語

祝❣祝❣祝❣祝❣祝❣祝❣
2025年本屋大賞 大賞「カフネ」
第1回「あの本、読みました?」大賞
第8回未来屋小説大賞 
読むと誰かに語りたくなる!
「カフネ」著者 阿部暁子

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