2025年4月23日水曜日

長谷川時夫&ヒルマ・アフ・クリント&片野元彦&松平定信&浅丘ルリ子

老いた男(ひと)開店待ちの花見かな
花過ぎて陽に抱かれて目を閉じん
春行くやちゃりんこ止めて拾う塵
夏近し強き陽射しに手をかざし
春の月見え隠れせり幼稚性

■こころの時代 月がささやき 石が吠える 音楽家・長谷川時夫
雪が降ると大池の音世界は一変する。
雪は音を消すだけでなく、
音を出すものを、草木を埋めていく。
山向こうの鳥の羽音も聞こえる。
景色の変化は移ろい易く、
常なき世界を、自然界の持つ心理を教える。
雪が降れば降る程、心は澄みあらわれよう。
それは「参禅」にも等しいものである。
雪掘りの生活そのものが禅である。
この大池の恐ろしい程の、世界で最も深い雪が教えてくれよう。

限りない星を見る時、
人々は自分が砂粒のように小さなものであるということを知る。
そして宇宙の中にある一個の
小さな生き物としての自覚に目覚めよう。
それは自ずから、広大な宇宙にあって、
人も虫もあらゆる生き物も等しいことが知れよう。
森の一番鳥の音は朝を告げ、
蝉の音は命の短さをも知らせる。
中空に舞う枯葉の音は「流転」を知らしめ、
森の音は「無常」をうたう。
枯葉一枚にしても、心を澄ませるなら、
世界の深さを知ることができよう。

■日曜美術館 見えない彼方へ ヒルマ・アフ・クリント
もし私の使命が成就するなら
人類にとって大きな意味がある
私には人生の最初から最後まで
魂の道のりを描くことができるから
ヒルマ・アフ・クリント

■片野元彦・かほり 絞纈(しぼり)の仕事ー生けるしるし
昔から、藍染の絞は
わが民族の美しい手仕事として、
受けつがれ引つがれて
来たのであつて、
決して亡びさせてはならない
ものである。
「絞と私」より 片野元彦

繰り返し繰り返し絞つた布を
藍甕(あいがめ)で染める。
そのくりかへしの間に色の滲みは
だんだんに浄化され、
美しい布に調(ととの)へられてゆく姿を見て、
私はすべてを忘れ自分さえも
忘れさせてくれる此の仕事に
生きる喜びを感じてゐる。
「絞と私」より 片野元彦

■松平定信賛・内田広恒画 水辺に芦図 文化15年
あまの子の すさびなればや
なにはづの つのぐあしに
かへるしら波
文化成寅六十一翁

■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん
【浅丘ルリ子登場!石原裕次郎、小林旭の共演エピソード】

最高にCharmingでした。
彼女の言葉で石坂浩二氏、石原裕次郎氏、
小林旭氏、渥美清氏についてお話しくださいました。
そして最後、サワコちゃんと鶴瓶ちゃんのハグに拍手喝采!
永久保存版とさせていただきます。







0 件のコメント:

コメントを投稿