不器用上等それが何か日永
不器用を味方につけて土匂ふ
東祖谷おこしなしてと福寿草
竜天に知力体力時の運
■夏井いつき俳句チャンネル
【第5回】楽しい日本語【儲船・前編】
今回の楽しい日本語 儲船(もうけぶね)
「来る・来ない」と言った動詞は使わない
儲船けふも見えたる蜃気楼 ローゼン千津
質草の集ひて花の儲船 ローゼン千津
儲船朧に踊念仏は 家藤正人
儲船と呼ぶ托鉢の鉢に花 夏井いつき
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「種痘」
実はこの「種痘」という季語は もう季語としては
絶滅した季語 と言えると思います
何ものかと言いますと 天然痘の予防接種
それが「種痘」になるんですね かつては定期接種が
生後1年以内と小学校の入学前 さらに小学校卒業前に
行われたことから 春の季語とされています
天然痘という病気自体は紀元前から存在しまして
世界中で猛威を振るった恐ろしい病気だったんですね
WHOによって1980年には世界に根絶宣言が出されまして
そのことからもこの「種痘」という季語も
今ではもう見られなくなった風物という事におります
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「花」
一般的に俳句においてこの「花」とだけ使った場合には
桜のこととして理解する そういう季語になっております
かつてずーっと昔万葉集の時代などには この「花」といったら
梅の花であったらしいのですが 近世の俳句においては
もう全て「花」の一文字で桜ということになります
日本の中でも最も美しい三大美として雪花月せつげつかと
いう言われ方もしておりますが そのうちの見事な桜
「花」なわけです 非常にたくさんの傍題
別の言い方も存在している季語であります
■心おどるあの人の本棚②池澤春菜(声優・作家)
「ムギと王さま」作者まえがき
エリーナ・ファージョン著 石井桃子訳より
わたくしが子どものころ住んでいた家には、
わたくしたちが「本の小部屋」とよんでいた部屋がありました。
本なしで生活するよりも、着るものなしでいるほうが、
自然にさえ思われました。
そして、また、本を読まないでいることは
たべないでいるのと おなじくらい不自然に。
幼い頃やタイ留学での苛めを伺ったのですが
自己防衛のための「ぶりっこ」が露骨すぎたのではと…。
芯の強さを全面に出して戦って欲しかったです。
頭脳明晰な頭脳をお持ちのあなたに被害者は似合わな過ぎたのでは❓
■偉人の年収 How much?エンターテイナー マイケル・ジャクソン(後編)
トラビスへの言葉
可能性は無限だ
あらゆる山を登るんだ
開拓すること 革新すること
自分の理想を信じて
スピリットと輝きは永遠に消えない
■新美の巨人たち【春を感じてアート旅②石川雲蝶の天上彫刻×シシド・カフカ】
山下裕二氏
天保の改革っていうのは大変厳しいものでね
建物の装飾とかも厳しく規制されたし
ですから雲蝶のような職人にとっては冬の時代なんですね
江戸で仕事を失った雲蝶は
新潟県 本成寺(ほんじょうじ)へ32歳の時にやってきた
檀家総代内山又造に頼まれ本堂の彫刻を依頼された 残念ながら
明治26(1893)年 石川雲蝶の作品・記録などが消失
たった一つ石川雲蝶作「赤牛」が遺された
本成寺 塔頭 本照院 石川雲蝶作「獅子」
ここで妻を娶り子どもも生まれ越後の国に腰を落ち着けた
魚沼市 西福寺 開山堂
山下裕二氏
常軌を逸したとでも言っていいような凄まじい装飾ですね
縄文土器に見られるような過剰な装飾への意思みたいなのを
感じさせる造形だったですね
透かし彫り
「道元禅師と白山犬権現」の欄間が凄い」横谷昭則氏
基本的に欄間は下から見上げることを想定して彫り上げる物なので
人物や机など斜めに角度をつけて彫られています
書院彰子
そのすべてが越後の宝物です
この里に心のよりどころを創りたい
江戸からやってきた男は一世一代の大仕事をやり遂げたのです
「越後のミケランジェロ」と呼ばれることとなる知られざる
幕末のアーティストは石川雲蝶作西福寺開山堂の天上彫刻
豪雪の里の極彩色の超絶技巧
この里に心のよりどころを創りたい
江戸からやってきた男は一世一代の大仕事をやり遂げたのです
「越後のミケランジェロ」と呼ばれることとなる知られざる
幕末のアーティストは石川雲蝶作西福寺開山堂の天上彫刻
豪雪の里の極彩色の超絶技巧
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