夕立雲コロコロ変わる答弁よ
熱き日よ明言避けてはぐらかせ
明易し解らぬ時のこぼす笑み
イメージ操作したのはあなた汗拭い
参考人としての説明花火
■わたしの日々が、言葉になるまで 6月放送分
どうして「愚痴」はこぼす「弱音」は吐くなのか?
松居大悟 金原ひとみ 久保史緒里 桐山照史 劇団ひとり
👑「弱音」と「愚痴」
マイナスのことを言うと言葉に引っ張られる 弱音は吐かない 桐山照史
弱音を吐くようにしている 久保
三浦しをんの表現から考える どうして弱音は「吐く」なのか?
「舟を編む」の一文 三浦しをん著/光文社
「だめなんだ」喉ばかりかまぶたまでが熱くなり、西岡はうつむいた。
「宣伝広報部へ移動になる。俺は辞書編集部からはずされた」
こんな弱音を吐くなんて、悔しい。なさけない。
でも、やっとひとに打ち明けることができた。
小石のように硬く冷たく肉に食いこんだ。俺の悔しさなけなさを。
愚痴はコップからあふれる 弱音は扉から流れ出す
愚痴は気がついたらこぼれてきちゃう
弱音はきっかけタイミングが合うとパッと開く 金原
朝井リョウが描いた弱音を吐けなかった中年男の心情
一瞬あのころの戻ったような気持ちになっていた。
あのころみたいに、心のやわらかい部分も含めて、
何でも曝け出しそうになっていた。
もう五十近い男がネガティブな感情を吐露したところで、
相手を困らせるだけだ。
そういう、弱音を含めた本音を響かせ合うような
コミュニケーションは若い人間の特権だと、
この歳になってますます思う。
「イン・ザ・メガチャーチ」朝井リョウ著
若いころは弱音も言いあっていた 嘘の弱音も言いあっていた
大人になればなるほどなくなっていって
自分を大きく見せなきゃいけない 松居
子どもの頃は弱さ自慢があった
大人になると強さ自慢になっちゃう ひとり
弱音を吐かないと老害になる 自分の弱さを認められない人は
人の弱さも認められない 弱音をガンガン吐いて
本当に自分の心を知るべき
なぜ弱音は吐くのに、愚痴はこぼしのか、
その真相がわかる有力な情報を持ってきました ひとり
【弱音を吐く】…本音を相手に向かってわかるように言う場合に使う
中のものを口から出す わかるように言う
例)本音を吐く
【愚痴をこぼす】…たとえ独り言でもついつい言ってしまう場合に使う
ついつい外に出す 思わず見せてしまう
例)笑みをこぼす
コントロールできるものとできないものでしょうね 金原
朝日が見えてきた 弱音はもう吐かない
今日こそは 今日こそは 自分らしく生きる
―乃木坂46「夜明けまで強がらなくてもいい」
弱音は吐くとアイドルの中のその人自身が出ちゃう 松居
弱音の吐露から始まる「ミーツ・ザ・ワールド」
原作・金原ひとみ 監督・松居大悟
「あなたみたいになりたかった。あなたみたいに生きたかった。
あなたみたいな顔に生まれたかった」
弱音の吐露から始まる2人の関係
金原・松居が弱音に託した想いとは?
近い人には本音は言えない 急に現れた人なら本音を言える ひとり
スナック効果 彼女がコンプレックスを持っていることを
伝えられるので最初から彼女が何を抱えているのか
読者・視聴者に伝わっている状態になる 弱音を最初に
持ってくることでいろんなことを省略できた 金原
弱音吐かざる者に酒の味わからず ひとり
👑名作を彩る【レモン】の魅力に迫る!
高校1年生 春 呪いが解ける その レモンソーダで
村田真優「ハニーレモンソーダ1巻」
俺と秋元の間に、本物のレモンよりゆるくて甘い、
つくりもののレモンの香りが漂っていた
豊島ミホ「檸檬のころ」
2017年放送「カルテット」
から揚げにレモンをかけるかけないかで揉める
男女4人の食事シーンが話題に
人間性が立ち現れてくる
米津玄師「Lemon」祖父の死を経験したことも作品に大きな影響を与えた
大切な人を突然失った喪失感 レモンに託した表現
あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ
そのすべてを愛してた あなたとともに
胸に残り離れない 苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない
切り分けた果実の片方の様に
今でもあなたはわたしの光
苦いレモンはむいてない状態 皮の香り
切り分けた時に果実がはねたり フレッシュなものが出てきて
そこには希望が抱ける
PositiveとNegativeが同居している表現は如何ですか? ひとり
それがレモンという存在 松居
あの米津玄師が影響を与えた?文豪がイメージした過激なレモン
――米津さんは文学もお好きだと思うんですけど、
私はタイトルを見た時に梶井基次郎の「檸檬」が頭をよぎりました。
米津玄師:確かに「レモン」って文学的ニュアンスがあると思ってて。
憂鬱な気持ちで生きる「私」
借金 肺結核
レモンを手に入れ塞いでいた気持ちが変わる
一体私はあの檸檬が好きだ。
レモンエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたような
あの単純な色も、それからあの丈の詰まった紡錘形の格好も。
その檸檬の冷たさは 例えようもなくよかった。
(中略)
握っている掌から身内に浸み透ってゆくような
その冷たさは快いものだった。
そしてふかぶかと胸一杯に匂やかに空気を吸い込めば、
ついぞ胸一杯に呼吸したことのなかった
私の身体や顔には温かい血のほとぼりが昇って来て
なんだか身内に元気が目覚めて来たのだった。…
梶井基次郎「檸檬」
レモンは最も五感を刺激する 久保
レモンは爆弾だと思っている 病弱で借金があって 弱々しい主人公
病弱だからこそひかれたレモンの存在の強さ 人を死に至らしめたり
破壊したりする力のあるものの象徴 金原
爆弾 死の象徴 生の象徴
どうしてレモンはこんなにモチーフとして使われるの?
インパクトがある 見た目 味 香り 金原
余白があるんですかね 自立してない
ひとつでは成立していないから ストーリーを載せやすい 松居
レモンはメインに合わせられる ひとり
バナナだと自立しているから余地がない 松居
自己完結 金原
レモンは余白でストーリーに寄り添う果物 これが答えだと思う ひとり
👑気まずい空気を打開する言葉
~桐山流気まずくならない会話術~
?で投げかける
先輩の私の年ぐらいの時ってどんなんでしたか? 桐山
Aさん、すっごく楽しそうでしたね! 久保
今日の飲み会、いつが気まずかった? 松居
推しっていますか? 推しがいる人は喋りたがっている 金原
最近、なんか、おいしいもん食べた? ひとり
なぜ❝気まずい❞感情が沸き起こる?
地元の商店街のおばちゃんと話しても気まずくならない
相手と自分にやけに期待すると そことのギャップを埋めようとする
期待しすぎて気まずさを生む いい時間を過ごしたいから空回りして
気まずいが生まれる 松居
どうでもいい人とは気まずくならない それ正解じゃないですか ひとり
気まずいの正体発見!?
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