2021年4月16日金曜日

徒然草

花の雨短所を誹(そし)る人がをり
竹の秋長所を伸ばす人のをり
吾の為に使う時間や里桜
コロナ禍の科学と祈り花の冷え
自らに科した抑圧春の果(はるのはて)

徒然なるままに、日暮らし硯(すずり)に 
向かいて、心に映りゆく由無し事を  
そこはかとなく書きつくれば、  
怪しうこそ物狂おしけれ  

出典 : 徒然草
作者 : 吉田兼好(兼好法師)

意訳
なんとなく戯れに一日硯に向かって、
心に浮かんだ事をとりとめもなく書き始めたら、
まるで何かに憑かれたように筆が止まらない。

あ~私も一日中俳句に時間が費やせたならと…。
今を大切にしないと取り返しがつかなくなるような…。 
最近、そんな気がしています。

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