2026年10月8日木曜日

あの本、読みました? 中野信子

秋の水落ちて溜まりて流れ来る

色変える露地の飛び石秋の雨

飛濤亭(ひとうてい)貴人口(きにんぐち)より秋の風

貴人口屈むことなく秋日和

肩寄せて土足で茶の湯秋日和

 

■あの本、読みました?今こそ読むべし【脳に良い本】脳科学者・中野信子が熱弁披露

中野信子 鈴木保奈美、山本倖千恵

 

脳に良い本って?

TOM(Theory of Mind) 相手の考え・感情などを推測し理解する能力

脳に悪影響をもたらす本の読み方

「空気」をテーマに中野信子おすすめ本を伺う

テーマは「空気」

・空気を読むのに疲れたら読む本

「翻訳できない世界の言葉」の一文

エラ・フランシス・サンダース著前田まゆみ訳/創元社

PALEGG(ポーレック):パンののせて食べるもの、なんでも全部。

この言葉は、炭水化物の万能選手、つまり「パン」にのせたりはさんだりして

食べるものをなんでもさします。

そう考えると、ノルウェー語は(サンドイッチに関しては)

かなり曖昧で、同時に寛大だと思います。

チーズ、肉、ピーナッツ、バター、レタス、

なんでも、みんなpaleggなのですから。

 

・時代の空気を変えた本

「窓際のトットちゃん 新組版」黒柳徹子著/講談社文庫

例えば、朝礼で行進をするときに、頭の毛を二本のおさげにして、

それぞれの尻っぽを、後ろから、両方の、わきの下から出し、

腕で、はさんで、見せびらかして歩いてみたり、

(中略)

また、ある日は、誰かから、牛肉は大きな肉の固まりが、

鈎(かぎ)からぶら下がってると聞くと、朝から一番たかい鉄棒に

片手だけで、ぶら下がって、いつまでも、そのままでいる。

(中略)

でも校長先生は、そういう事件が起きたときに、

絶対に、パパやママを呼び出すことはなかった。

(中略)

トットちゃんに機会あるごとに、

「君は本当は、いい子なんだよ」といった。

 

・「最高に空気をよまない主人公」がいる本

森博嗣の連作ミステリー「Vシリーズ」探偵役・瀬在丸紅子

刑事から殺人事件の進捗を聞くため皆が集まったシーンで…

「それでは、まず、乾杯いたしましょう」

紅子はグラスにビールを注ぎ入れてから言う。

「皆さん、よろしくて?誰のためでもなく、なんのためでもなく、

誰にも願わず、何も祈らず、乾杯!」

全員がグラスを持ち上げ、口に運ぶ。

 

●本好きさんと本屋さんぽ

「月の影 影の海〔上〕十二国記」小野不由美著/新潮文庫

 

「幸福人生まっしぐら」宇野千代著/大和文庫

宇野千代は執着を手放す「メタ認知」の天才である!中野信子

 

「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」福井県立図書館著・編/講談社

図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集めた作品

「衝撃の巨人」「下町のロボット」「とんでもなくクリスタル」

「昔からあるハムスターみたいな本」「なんかが強く吹きすぎてる本」

 

「神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡」

ジュリアン・ジェインズ著 柴田裕之訳/紀伊国屋書店

単文:主語と述語のペアが1つの文

複文:1つの単文の中に単文が組み込まれている文

 

「黒猫の三角」森博嗣著/講談社文庫

一年に一度決まったルールのもとで殺人事件が発生 Vシリーズ1作目の作品

本のタイトルは数学用語「クロネッカーのデルタ」をもじったもの

 

「万葉集 全訳注原文付(一)」中西進著/講談社文庫

万葉研究の第一人者による全訳

 

「らせん」鈴木光司著/角川ホラー文庫

 

理工書・コンピュータ書コーナー

鈴木保奈美選

「世界史は数学でできている」横山明日希著/SBクリエイティブ

 

中野信子選

「金融数学入門」冨島佑允著/講談社

金融に使われる数学をわかりやすく紹介

 

中野信子女史 今年5月に新刊「新版 空気を読む脳」を出版

「空気」の正体に迫る!

空気とは集団の意思を個人の意思よりも優先させられる圧力

お互いが空気を読むとポテンヒットとなる

 

「新版 空気を読む脳」の一文 中野信子著/講談社

私たちの社会では「空気を読めないやつを攻撃してもよい」という

論理が罷り通ることがあります。

(中略)

「空気」が決定をくだすとき、そこには個人の責任が存在が存在しません。

「空気がそうさせた」という状態です。しかし、空気を読まない者が

現れると、周囲は「自分で判断し、責任をとらなければならない状況」

に引きずり出されます。

この不快感と恐怖が、逸脱者への攻撃(制裁)というかたちに変換されます。

「空気を読まないやつ=ルールを破ったやつ」

というレッテルが貼られると、攻撃する側は「自分たちは秩序を守っている」

という正義感を得ます。ここにおいて、

いじめや排斥は「正当な防衛」へとすり替わります。

空気に支配される日本

脳内のある物質が深く関わる

セロトニントランスポーター:セロトニンを回収・リサイクルする

多い⇨楽観的 少ない⇨悲観的 と夏特徴がある

セロトニントランスポーターが日本人は極めて少ない

 

セロトニン:別名「幸せホルモン」とも呼ばれ 不安やイライラを押さえ

精神の安定や安心感の源となる脳内の物質

 

空気は幻想 幻想に対しておびえている状態

 

私感

「空気」を読めるのは適応している証拠

中野さんと保奈美さんは適応しておられないのですね。

保奈美さんは若い頃、空気を読んでいたと思っていたとか…。

歳を重ね新しい戦略で人間関係を構築しておられるとか…。

 

中野さんは「空気を読めない」と感じて生きてきたらしい。

自分の脳の事が知りたくて脳科学者になったとか…。

 

空気を読むことを強いられる日本 空気とどう向き合う?

「空気」を❝読む❞のではなく❝作る❞

「空気」を作るために❝ぬるま湯❞を差す こういう人が日本では勝ち組

中野さんは⇧の行為に夢中だとか…。

確かに中野さんは聞こえない振りとか、聞いてない振りをよくされていますよね。

 

「空気」を読むのに疲れたあなたへ

同調圧力に負けそうな人へひと言「負けるが勝ち」中野さん

 

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