2025年6月28日土曜日

わたしの日々が、言葉になるまで⑪ 町田そのこ ヒャダイン

夏風邪や咳をこらえて肩で息

夏風邪や鼻もほっぺもてっかてか

夏風邪や咳と鼻水とめどなく

熱もなく一見元気夏の風邪

夏の風邪日々体力を奪いをり

 

■わたしの日々が、言葉になるまで⑪

大仕事をやりきったあとのこの気持ち、どんな言葉になりますか?

劇団ひとり 町田そのこ 葵わかな ヒャダイン 桐山照史

 

お仕事小説のヒットメーカーが描く

一世一代の大仕事をやり遂げた瞬間

 

直木賞作家 池井戸潤

なだらかな海面がぐんとせり上がってくる、

そんな感情の高ぶりが赤松を包み込んだ。

その波は現実世界から精神的な高みまで盛り上がって

なだれ落ち、赤松を歓喜の底へと沈める。

池井戸潤「空飛ぶタイヤ」()

 

明日への希望も感じられる 町田

感情と水は相性が良い ヒャダイン

ぽっかりする感じ 葵

 

アニメ業界が舞台のお仕事小説では❝達成感❞をこう表現!

 

直木賞作家 辻村深月

空に、高く、太陽が出ていた。

船を担ぐみんなの手が、今、離れる。

その瞬間、和奈は思っていた。目の表面

震えて、眩しくて、開けていられなくなる。

 

言語化のヒント

目+表面など平易な言葉の組み合わせで新しい表現をつくる

 

体のどの部分で❝やりきってとき❞を表現

腹で芝居しろ

 

体の描写で心情を表現するには?

言語化のヒント

涙 汗など「体にまつわる水」で感情を表現

 

私に気付いて片眉を上げてみせた顔を見た途端、喉の奥が熱くなった。

「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」

母が「ハァ?」と眉根を寄せた。

「月とアマリリス」

驚いたように眉を持ち上げた。

「ぎょらん」

志波が眉をぐっと下げる。

「コンビニ兄弟3

宇崎君が眉間に深く皴を刻む。

「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」

 

言語化のヒント

起っているとき 考え込んでいるとき⇨「眉間にしわを寄せる」

笑っているとき⇨「眉を下げる」

からかうとき⇨片眉を上げる

 

作家・町田そのこがつづった仕事をやりきった充足感

葬儀場が舞台 生と死に向き合う姿 

年中無休24時間営業 深夜対応を終えた

 

煙草に火をつけ、思いきり吸い込んだ。体中をニコチンが勢いよく循環し、

淡い痺(しび)を覚える。眠気でぼんやりした頭がくらりと揺れた。

町田そのこ「ぎょらん」

体の疲れ 幸福感 緊張と緩和 まろやかな文字(淡い ぼんやり くらり)

やわらかい言葉を重ねていたことに今気付いた 町田

 

・あしたも頑張るために自分へのエール、ありませんか?

脳内反省会スタート

 

SNSでの大反響から書籍化 話題のコミックエッセイーに学ぶPositiveMind 

ネガティブお化けが作り出す迷路の寿命は意外と短い 作っては消え 作っては消え

最後には必ず消える ほらね デトックスできる力が私たちには備わっている

獅子「メンタル強め美女 白川さん」

 

探さなくてもいいのに探そうとするから堂々めぐりに 町田

ネガティブは人生に必要不可欠 危機管理能力 

ネガティブなときどう切り替える?

明日も頑張るためのヒント

起っていることと 起こっていないことを 書いて可視化する

酒を飲んで世界一たのしい音読 町田

不幸な曲をエンドレスリピート ヒャダイン

 

人生最後の日に今日の失敗なんか思い出せへんから、次行こ! アンミカ

どんなに嫌なこともいつかは忘れる ひとり

 

人気マンガに学ぶ!前向きになれるおまじない

「かろりのつやごと」小田ゆうあ著

自分の容姿にコンプレックスを抱える

「一日の最後のルーティンに今日一日をふりかえりいやなことは

 お湯に流しておしまいなさい いいことは そのエキスをお湯に

 とかすようにして人生の小さな喜びをじっくり味わいなさい

 ベッドに入る時には体にしみこんだいいことだけを思い出しながら

 横になるって寸法ですよ」

 

自分のために丁寧なことをする

嫌なことがあった日こそ自分にいいことを 葵

水は人間を助けてくれる 桐山

 

水以外で感情を表現するなら

松本隆先生の色遣いがスゴい

映画色の街 美しい日々が 切れ切れに映る いつ過去形に変わったの?…

松田聖子 作詞:松本隆「瞳はダイアモンド」

 

言語化のヒント

怒っているとき⇨「血液が流れる音がする」

孤独感    ⇨「セミの音が急に大きくなった」

 

直木賞作家がつづったありのままの自分を認めるエール

一穂ミチ 会社員をしながら直木賞作家

「ツンデミック」

テレビ局で働く人々 仕事や自分に向き合う「砂嵐に星屑」

自分の立ち位置が分からない 自分に送ったエール

「大丈夫、頑張れ、ちゃんと見ててあげるから」

それは自分にかけた言葉でもある。

わたしはこれからも漂い続ける。

ちょっとした波で浮き沈みを繰り返し、頼りなく漂流するだろう。

でもそのうち、与えられた地図にはない、

新しい海を見つけることだってあるかもしれない。

生きている限りはそれを楽しみにしていい。

一穂ミチ「砂嵐に星屑」

 

人生⇨地図

 

自分へのエール

今日が0なら明日は1やな 桐山

もう本当にえらい!今日だけは世界で一番偉い自分をしっかり抱きしめて眠ろう 葵

終われば終わる! ヒャダイン

明日も楽しいことがある。絶対。 町田

(インタビュー受けてる風)うん、ま そうですね。苦しいと言えばそうなんですが

むしろそれが楽しいって言うか、しょい。 ひとり

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