夏の朝指をばっさり朱のふきん
血を止めぬ絆創膏よ役立たず(無季句)
病名はTCH深き海霧
食事待つ老身障者と夏の朝
夏陽射し日々色づかん枇杷の実よ
■日曜美術館 世界は再生しつづける 造形作家 岡崎乾二郎(けんじろう)
日本を代表する造形作家・岡﨑乾二郎の大規模な展覧会が開催されている。
1980年代から彫刻や絵画に留まらず、メディアアートや建築など
幅広い表現分野で先鋭的な活動を続けてきた岡﨑。
2021年に脳梗塞で倒れ、一時は右半身まひという深刻な事態に陥った。
しかし懸命なリハビリによって劇的に回復、再び旺盛な創作活動を展開している。
大病を経た今、岡﨑が目指すものはなにか?
創作の現場に密着した。
而今而後(じこんじご)
住んでいた人匂いや手触り出来事や物語
一つの場所のイメージとして表現できるかが重要
時間と空間を超えた記憶の中のさまざまなイメージ
それらがキャンパスの中に広がっているのです
「たてもののきもち」シリーズ「あかさかみつけ」「そとかんだ」
「ゴンベエさんのネコ」「天才ヨーちゃん」
谷川俊太郎先生は褒めてくれたそうです。
反射する鏡のような作品として機能している
■舟を編む~私、辞書つくります~②
項目=見出し 語釈 用例
辞書は時代を追いかけるもので時代を作ることはできません
新しく言葉が生まれても その言葉が最低でも十年残るかどうかを
注意深く観察をして採用するか否かを判断します
常に冷静で平等な言葉の観察者でなければなりません
恋愛から異性を外しがたい理由があります
特定の二人にしてみましょうか❓この語釈で恋愛をイメージできますか❓
友情や親子愛、師弟愛などにも当てはまってしまいませんか❓
必要なのは感情論ではない根拠、
異性を外しても成り立つ語釈ということがわかりました
あなただけに見えていた光がみんなの灯台になったんです
明らめる:物事の事情・理由をあきらかにする。
諦める:望んでいたことの実現が不可能であることを認めて、
望みを捨てる。断念する。思い切る。
愛:相手をいつくしむ心。相手のためによかれと願う心。
恋:人を好きになって、会いたい、いつまでもそばにいたいと思う、
満たされない気持ち。
恋愛:特定の二人の互いの思い出が、恋になったり愛になったり、
時に入り交じったりと、非常に不安定な状態。(碧作)
2017年現在、最新のLGBT層の比率調査では日本人のLGBTの割合は
7.6%を閉めた。これは日本人の「左利きの割合」とほぼ同じだということである。
その事が世の中にどれくらい浸透しているか❓です。
みんなで言葉を観察し話し合い、結論を出しましょう
灯台はあなたです。明かりを絶やさないでくださいね。
■夏井いつき俳句チャンネル
【第6回】楽しい日本語【むらむらにしき・前編】
今回の楽しい日本語 むらむらにしき
吉原のむらむら錦錦花篝(かがり) 夏井いつき
床の間にむらむら錦蛇つるむ ローゼン千津
群々錦豊作祭の天狗面 家藤正人
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「ペーロン」
私最初この季語の読み方「ペーロン」だと思っていたんですが
「ペーロン」ですよと長崎の人に教えていただいたことがありました
元は中国の行事だったのですが これが日本に渡ってきて
長崎を中心に伝統として繋がっていると そういう季語になります
いわゆる競漕 船に乗って漕ぎ比べをする という季語になってきます
ただこのボートレースをするだけではなくて 色んな太鼓や
銅鑼(どら)でドンドンと音を出して 囃しながら競うというところが
特徴的です 現在でも長崎の中学校などでは 学校のペーロン大会も
催されているようです 以前その船も触らせていただいたん
ですけれども なかなか迫力のある船体でございました
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