2025年6月27日金曜日

岡崎乾二郎&舟を編む②&楽しい日本語&「ペーロン」

夏の朝指をばっさり朱のふきん

血を止めぬ絆創膏よ役立たず(無季句)

病名はTCH深き海霧

食事待つ老身障者と夏の朝

夏陽射し日々色づかん枇杷の実よ

 

■日曜美術館 世界は再生しつづける 造形作家 岡崎乾二郎(けんじろう)

日本を代表する造形作家・岡﨑乾二郎の大規模な展覧会が開催されている。

1980年代から彫刻や絵画に留まらず、メディアアートや建築など

幅広い表現分野で先鋭的な活動を続けてきた岡﨑。

2021年に脳梗塞で倒れ、一時は右半身まひという深刻な事態に陥った。

しかし懸命なリハビリによって劇的に回復、再び旺盛な創作活動を展開している。

大病を経た今、岡﨑が目指すものはなにか?

創作の現場に密着した。

 

而今而後(じこんじご)

 

住んでいた人匂いや手触り出来事や物語

一つの場所のイメージとして表現できるかが重要

時間と空間を超えた記憶の中のさまざまなイメージ

それらがキャンパスの中に広がっているのです

 

「たてもののきもち」シリーズ「あかさかみつけ」「そとかんだ」

「ゴンベエさんのネコ」「天才ヨーちゃん」

谷川俊太郎先生は褒めてくれたそうです。

 

反射する鏡のような作品として機能している

 

■舟を編む~私、辞書つくります~

 

項目=見出し 語釈 用例

 

辞書は時代を追いかけるもので時代を作ることはできません

新しく言葉が生まれても その言葉が最低でも十年残るかどうかを

注意深く観察をして採用するか否かを判断します

常に冷静で平等な言葉の観察者でなければなりません

恋愛から異性を外しがたい理由があります 

特定の二人にしてみましょうかこの語釈で恋愛をイメージできますか

友情や親子愛、師弟愛などにも当てはまってしまいませんか

必要なのは感情論ではない根拠、

異性を外しても成り立つ語釈ということがわかりました

あなただけに見えていた光がみんなの灯台になったんです

 

明らめる:物事の事情・理由をあきらかにする。

諦める:望んでいたことの実現が不可能であることを認めて、

    望みを捨てる。断念する。思い切る。

 

愛:相手をいつくしむ心。相手のためによかれと願う心。

 

恋:人を好きになって、会いたい、いつまでもそばにいたいと思う、

  満たされない気持ち。

 

恋愛:特定の二人の互いの思い出が、恋になったり愛になったり、

   時に入り交じったりと、非常に不安定な状態。(碧作)

 

2017年現在、最新のLGBT層の比率調査では日本人のLGBTの割合は

7.6%を閉めた。これは日本人の「左利きの割合」とほぼ同じだということである。

 

その事が世の中にどれくらい浸透しているかです。

みんなで言葉を観察し話し合い、結論を出しましょう

灯台はあなたです。明かりを絶やさないでくださいね。

 

■夏井いつき俳句チャンネル

【第6回】楽しい日本語【むらむらにしき・前編】

 

今回の楽しい日本語 むらむらにしき

吉原のむらむら錦錦花篝(かがり)   夏井いつき

床の間にむらむら錦蛇つるむ   ローゼン千津

群々錦豊作祭の天狗面   家藤正人

 

■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「ペーロン」

 

私最初この季語の読み方「ペーロン」だと思っていたんですが

「ペーロン」ですよと長崎の人に教えていただいたことがありました

元は中国の行事だったのですが これが日本に渡ってきて

長崎を中心に伝統として繋がっていると そういう季語になります

いわゆる競漕 船に乗って漕ぎ比べをする という季語になってきます

ただこのボートレースをするだけではなくて 色んな太鼓や

銅鑼(どら)でドンドンと音を出して 囃しながら競うというところが

特徴的です 現在でも長崎の中学校などでは 学校のペーロン大会も

催されているようです 以前その船も触らせていただいたん

ですけれども なかなか迫力のある船体でございました 

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