2026年4月19日日曜日

日曜美術館「北大路魯山人×樹木希林」

亀鳴くや強者が常に勝つでなし

春の江を小鮎に習う鳥と人

囲む卓今日も静かに一番茶

背に春陽なびく寿服紗かな

ぱっかぱか春日(はるひ)を馬は飛び跳ねん

 

■日曜美術館「北大路魯山人×樹木希林」

美意識

「美」によって神の存在に近づく

つばき鉢 40㎝ 楽焼 焼き物知らず

於里辺篭花入

 

魯山人の言葉

「芸術は計画とか作為を持たないもの 刻々に生まれでてくるものである」

当意即妙:その場に合わせて機転をきかせること

 

独学 型破り

 

備前武蔵野 皹を埋め 芒に見立てた 失敗作に新たな命を授けた

 

刻字屏風 赤壁賦 小さく酒の文字 酒の文字を入れ忘れた

 

1883年上加茂神社の社家 北大路家の次男として生まれた

父親はすでに他界 多くの家を転々とする 学校にも通えず

陶芸に目覚めたのは30歳を過ぎてから 型を嫌い誰の弟子にはならなかった

42歳の時東京赤坂に料亭を開く 料理を引き立てるための器に生涯をかけた

自由奔放な性格をそのまま作品にした

悲しさと心細さが終始ついた人生だったのでは? 希林

創は作りだすと同時に傷という意味でもある 希林

年齢は重ねても本質は同じ 希林

私は基本はない 周りの人々が私の先生 希林

私は結果的に非常識になっているだけで常識は踏まえていたい 

 

何必館・京都現代美術館

「使ってこそ意味がある」

備前旅枕花入 山帰来(さんきらい)を生ける

何と取り合わせるか どう使うか 使い方によって生きてくる

美の空間をつくる

木の葉平向 鮒ずしを置くことで織部の緑に生える

「器は料理の着物」料理を引き立てるもの

はしおき 食事の始まりから終わりまでずっと膳の上にあるから重要

脇のもの 小さきものに対しての心遣いが非常に強い人

美食を実践 「用の美」

演劇に関しては作品の中の一色になればいい 希林

補っていくことで とんでもないものができてくる 脇の役者 希林

日常生活でも美に拘った魯山人

自宅の五右衛門風呂 織部のタイルは青竹を模してあった

湯をかけると本物のように色が変わる

イサム・ノグチとは大の親友で自宅に住まわせていた。

魯山人宅で洗濯物を干した場所で激怒 美しさの価値感は絶対的なものだった

普通の人間ならば洗濯物を干したくらいで激怒するが理解できない

他の人とはかなり価値観が違っていた

魯山人は美しさに関わることには非常に厳格だった

この価値観は料亭にも影響を及ぼした ついには料亭を解雇されてしまった

樹木希林女史は気を使って喋っておられたそうです。

人が怒ってくる時の気持ちを見るのも好き。役者だからかもしれないが…。

何を言っても伝わらない人には伝わらない

ひと言言っても伝わる人には伝わる 最後は諦めなんじゃないですか

でも、人間と関わりたい

松林屏風 魯山人が亡くなる5年前71歳の時に描かれた

片方の鳥がもう一方の鳥を寂しげに見ています

この絵は晩年の魯山人の心境では 梶川

左下の雀が魯山人 右上の小鳥は本当の美を理解できる友

本当に美を共有できる友と出会いたい という魯山人の気持ちが表現されている

人恋しい さみしい心情が表されている

76歳で亡くなった魯山人の最後の作品 織部蟹絵平鉢

晩年のポスターにもなった

「人皆直行 我独横行」魯山人 魯山人は直行ではなく横行の人 一番の近道

魯山人最期の言葉

「ただ一つだけ みんなに 分って欲しいことは 

わしの人生は この世の中を 

少しでも美しいものにしたいと思いながらも

 歩んだ人生だという事だ」

 

社家:神社に仕える家

美によって神の存在に近づこうとする DNAがあったのではないか

魯山人を理解できる人がいるとは 他人に期待しないで欲しい 希林

静かに自分と向き合って欲しい 希林

 

希林女史が選ばれた魯山人の言葉

「人はいつ死んでも良いのである

 人はこの世に生まれて来て

 どれだけ仕事をしなければならぬと

 きまったわけのものではない」

 

樹木希林女史の言葉

持って生まれたほころび 駄目な所を修繕しながら生きている

仕事に対しての執着はない 女優は生きていくための業(なりわい)

もし魯山人と結婚していたら つかず離れずいたい方です

向こうはお払い箱でしょうけど…。

2026年4月18日土曜日

未来へのプレイリスト ボブ・ディラン編

邪魔されぬひとりの時間春の月

星朧未来のための今を生く

春北斗今も昔になりゆかん

春深し強いだけでは勝てませぬ

春悲し欲張り過ぎずほどほどに

 

■未来へのプレイリスト ボブ・ディラン編 

ピーター・バラカン 奈良美智

 

プレイリスト

Bob DylanBlowinIn The Wind❞風に吹かれて(1963)

ボブ・ディランの「Blowin' in the Wind(邦題:風に吹かれて)」は、

1963年のアルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』に

収録された反戦・人権のフォークソングです。

人間として認められるために歩むべき道のりや、

自由になるために耐えるべき年月など、

社会的な問いに対する答えは

「風に吹かれている(誰にも分からない、あるいは明白である)」と

歌われています。

 

プレイリスト

❝Mr.Tambourine Man❞(1965) メロディーメーカー 幻想的な歌詞 詩人

https://lyriclist.mrshll129.com/bobdylan-mr-tambourine-man/

ボブ・ディラン(Bob Dylan)の代表曲「Mr. Tambourine Man」は、

眠れぬ夜にタンバリンマン(演奏者)へ歌を奏でるよう頼む、

幻想的で詩的な歌詞です。現実からの逃避、創造性への渇望、

魔法のような旅のイメージが描かれています。

SpotifyMusixmatchで公式歌詞(英語)と日本語訳を確認できます。

 

ゲストは奈良美智(美術家)

見つめ返すような瞳が印象的な少女像などの絵画のほか

立体作品・インスタレーションを制作 ボブ・ディランの大ファン

 

心の煙の輪を通って消えて行く

凍てついた葉

お化けがいそうな おびえた木々

 

プレイリスト

Like A Rolling Stone

https://note.com/youngmanjives/n/n2828dec6827b

ボブ・ディランの代表曲「Like a Rolling Stone」は、

かつて裕福だったがすべてを失った女性に対し、

没落した現在の気分を冷ややかに問いかける名曲です。

転がる石のように、帰る家もなく、何者でもない孤独な心情を描いています。

 

どんな気分だい?

どんな気持ちなんだい?

独りぼっちになるっていうのは

帰る家もなく

何者でもない

転がる石のようになるのはさ?

 

何も持たなければ 失う物は何もない

 

プレイリスト

奈良美智おすすめ

The Jimi Hendrix ExperienceLike A Rolling Stone

ヘンドリックスはこの曲を気に入り頻繁にライヴで演奏した

ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(The Jimi Hendrix Experience)による

Like a Rolling Stone」は、1967年のモンタレイ・ポップ・フェスティバルで

演奏されたボブ・ディランのカバーです。

原曲の歌詞に基づいていますが、ジミの独創的なギターと

ヴォーカルでロック色の強いアレンジとなっています。

 

ザ・バンド The Band

1965-66年ディランのバックバンドを努め1968年単独でデビュー

The BandThe Weight❞(1968

Music From Big Pink❞はボブ・ディランとの

セッションの後制作されたザ・バンドのデビューアルバム

ザ・バンド(The Band)の歴史的名盤『Music from Big Pink』(1968年)の歌詞は、

ディラン風の詩的で物語調な内容が特徴です。

名曲「The Weight」はナザレへの旅を描き、ボブ・ディラン共作の

Tears of Rage」など、全11曲が収録されています。

 

プレイリスト

Dont Thik Twice,Its All Right(1963)

アルバム「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」より

 

プレイリスト

Muireann BradleyDont Think Twice,It’s All Right

Bob Dylan Cover(2025)

https://lyriclist.mrshll129.com/bobdylan-dont-think-twice-its-all-right/

 

マーリン・ブラッドリーは202316歳でデビュー

古いブルースやフォークなどを歌いこなす

 

Muireann Bradleyがカバーする

Don't Think Twice, It's All Right」(オリジナル:ボブ・ディラン)は、

アコースティックなブルース・フォーク調で歌われる失恋と旅立ちの歌です。

別れを受け入れ、後悔や未練を断ち切ろうとする男性の心理が、

軽快ながらも切ない歌詞で描かれています。

 

プレイリスト

Elvis PresleyTomorrow Is A Long Time❞明日は遠く(1966)

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)が1966年の映画

Spinout』でカバーし、シングル「I'll Remember You」の

B面としてもリリースされた「Tomorrow Is A Long Time」は、

ボブ・ディラン作の静かなバラードです。

孤独な夜と恋人への切ない愛を歌った名曲です。

 

プレイリスト 奈良美智おすすめ

Chrissie HyndeLove Minus Zero/No Limit(2021)

Chrissie Hynde(プリテンダーズ)がカバーした

Love Minus Zero/No Limit」は、ボブ・ディランの名曲を

彼女特有のクールで力強いボーカルで表現した楽曲です。

この曲は、静かで独自の価値観を持つ女性への愛を歌っており、

原曲の詩的な歌詞を深く解釈して歌い上げています。

https://songs-wayaku.com/thetimestheyareachangi/

 

クリッシー・ハインド

英国のロックバンド「プリテンダーズ」のメンバー

コロナ禍にディランのカヴァーを多数発表

 

プレイリスト奈良美智おすすめ

OdettaThe Times They Are A-Changin(1965)

 

オデッタ Odetta
1940
年代から音楽に携わる米国のフォーク歌手

1965年ディランのカヴァーアルバムOdetta Sings Dylan❞を発表

 

a+動詞」という形式は、動作が始まっているか、

すでに進行中であることを示します。

世界のほとんどでは廃れていますが、

アメリカ合衆国のAppalachian地方では生き残っており、

そこはフォークミュージックが生まれた地域でもあります。

 

フォークシンガーとして、ディランがそのフレーズを借用するのは理にかなっています。

それは彼のメッセージに即時性を持たせるために使われています。

激しい雨は間近に迫っており、時代はすでに変わり始めています。

彼の歌は、これらの変化がすでに起こっており、

それらを無視しても無駄だという目覚ましです。

参照

https://www.reddit.com/r/ENGLISH/comments/16iptlq/a_before_some_words/?tl=ja

 

プレイリスト

Bob DylanMasters Of War❞戦争の親玉(1963)

兵器を作り戦争を引き起こす人々を厳しく非難する

ディランのメッセージソング

https://lyriclist.mrshll129.com/bobdylan-masters-of-war/

ボブ・ディラン(Bob Dylan)の「Masters of War(戦争の親玉)」は、

1963年のアルバム『The Freewheelin' Bob Dylan』に収録された、

戦争を煽る権力者たちへの怒りと呪いを込めた強力なプロテストソングです。

冷徹なアコースティックギターの弾き語りで、殺戮の道具を作り、

壁の裏に隠れる「戦争のマスター」たちを糾弾し、

その死を願う過激な歌詞が特徴です。

 

プレイリスト

Bob DylanGotta Serve Somebody(1979)

https://neverendingmusic.blog.jp/archives/45574664.html

ボブ・ディランの「Gotta Serve Somebody」(1979年)は、

社会的地位や富に関わらず、人は最終的に

「悪魔か神のどちらかに仕えることになる」という、

信仰への転向をテーマにしたゴスペル・ロック曲です。

アルバム『Slow Train Coming』収録。

2026年4月17日金曜日

春の買い物で一句&「蓬(よもぎ)」

春の空変えるものと変えざるもの

邪魔されぬ時間はいずこ春夜半

春の興江戸時代から受け継がれ

山笑う僅かな漆かき集め

春の山代々漆かき職人

 

■プレバト纏め 2026416

春の買い物で一句

中田喜子 永世名人への道

丸ビルの光もらひて春心

添削(この句に託している気持ちは重々わかる 今回のテーマが「買い物」

   具体的な映像があれば良かった 丸ビルへ行く時は何をする?)

丸ビルの春のティールーム

 

Aマッソ加納 昇格試験

革靴買ふ二十歳の春の新宿なり

(革靴買ふ=大人として生きていく象徴 

なり=この着地を良しとするか否とするか 

よにすると字余りにならずにできはする イキった感じ 力が入った感じ

あえて字余りにしてまでそれを伝えたかった)

 

1位 川島如恵留(のえる)

春風のドンキ四つ折りのレシート

(良い工夫の句 下の句でどれだけの買い物をしたかがわかる

 良い句の条件は文字で書いていない様子 心情 光景が読んだ人の

 脳の中に広がっていく)

 

2位 小林幸子

春色の銀座シャネルの紙袋

(初めに大きな広い空間 物へ焦点を絞っていく 

人物の心の状態は想像できる 良い句の一つの条件)

 

3位 こたけ正義感

蒸しパンや子の背に触る春の風

添削(触る(さわる)を触るる(ふるる)にすると語感が違う)

蒸しパンや子の背に触る春の風

蒸しパンや子の背に春の風やさし

 

4位 ベッキー

春風に揺れぬビニール月曜日

添削(レジ袋 エコバッグ=買い物だとわかる)

春風月曜重きレジ袋

春風月曜重きエコバッグ

 

5位 おいでやす小田

布団を運ぶ蝶より遅し一歩ずつ

添削(布団()と蝶()が季重なり 蝶より遅いという表現は良い

   才能ありの要素は間違いなく持っている)

買い物抱え蝶より遅()

 

・清水麻椰のチャレンジ

春茜や小指の重き紙袋

(わざわざ字余りにすることはなかったように私も思いました)

 

■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「蓬」

 

これも「蓬」と聞いた時点で あの「蓬」の香り高さを

嗅覚にふわっと思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね

春の野にたくさん生えている「蓬」なんですけれども

地域によってはお餅に入れる草であることから

「餅草」という傍題もあるようです

ただこういう使い方をした場合には

まったく別の季語である「草餅」との混同に気をつけるだとか

そういう使う上での注意は必要になるのでしょうね

そしてまた「蓬」を実際 野に摘みに行ってみようと

思われる方もいらっしゃるかもしれません

もしそういうことをされる際には

似た姿の植物でありますトリカブトと間違えないように

ぜひお気を付けください

「蓬」もトリカブトもどちらも五つのエリアに分かれた

そういう葉の形をしているんですけれども

「蓬」は裏側が白い そして香りが良い というのが特徴です

摘みに行く際には気をつけて見てくださいね

2026年4月16日木曜日

あの本、読みました? 又吉直樹・羽田圭介

(メローニ首相)トランプへ効いた発言風光る

のんどりといつも心に愛抱き

旅立つの?空を見上げた尉鶲(じょうびたき)

警戒すカメラ目線の花鶏(あとり)かな

才能に勝る継続春あした

 

■あの本、読みました?芥川賞作家 又吉直樹・羽田圭介

~小説家めざすきっかけの本は

又吉直樹 羽田圭介 鈴木保奈美 山本倖千恵

2015年上半期 第153回芥川賞受賞 二人同時受賞

「火花」又吉直樹著/文春文庫

「生きとるわ」又吉直樹著/文藝春秋

 

「黒冷水」羽田圭介著/川出文庫

「スクラップ・アンド・ビルド」羽田圭介著/文春文庫

「その針がさすのは」羽田圭介著/新潮社 第2回東京中野文学賞大賞受賞

 

人生の❝きっかけ本❞

「サラバ!」西加奈子著

これを読んだ時にすごい開放感があった 

芸人やのにという概念をなくし自由になれた

これを読み終わって3ヶ月くらいで集中して「火花」を書いた

「深夜特急 香港・マカオ」沢木幸太郎著

ひょっとしたら死後の世界 それすら楽しみになる

 

保奈美の付箋 ここに貼りました!

「生きとるわ」選手権やりたい

 

本好きさんと本屋さんぽ 坂口涼太郎

 

本を読むことは人生の選択肢を増やすこと かもしれない。鈴木保奈美

 

・人生の転機となった❝きっかけ本❞

又吉直樹の小説を書いたきっかけ本

「サラバ!」西加奈子著/小学館文庫

2014年下半期 第152回 直木賞受賞作

周りに合わせてばかりの主人公の歩が、家族と共にイランやエジプトなどの

海外を含めた、様々な環境で暮らすことになる。

行く先々で出会う人々から影響を受け

自らの大切なものを見つけるまでの半生が描かれています。

 

「i」            西加奈子著/ポプラ社

何が自由なのか 何が幸せなのか

「くもをさがす」西加奈子茶/河出書房新社

自由を取りに行った

 

羽田圭介の小説を書いたきっかけ本

「岳物語」椎名誠著/集英社文庫

椎名さんの冒険する作家のスタイルに憧れて作家を志した

椎名家の長男で生意気盛りの岳さんの成長を描いた物語 子育てエッセイ

長女の事は書いていないのに長男岳さんは名前まで明かされている

小説家の取捨選択 何を書いて何を書かないか

 

鈴木保奈美 essay執筆 裏話

事前に登場人物の了解を得ている

 

又吉直樹はお母さんに

「ぶんじゅくじゅんじゅんの「花火」読んだよ」と言われたことを

本人の承諾を得ないままエッセイに3回くらい書いている

 

・人生のきっかけ本 前を向く❝きっかけ本❞

又吉直樹

「戯作三昧・一塊の土」芥川龍之介著/新潮文庫

江戸時代の流行作家・滝沢馬琴を主人公にした物語

創作活動における喜びや苦悩を描いている

 

羽田圭介

「中原昌也 作業日誌20042007」中原昌也著/boid

作家・音楽家・映画評論家の中原昌也さんの

DVDCD、書籍など購買の記録を綴ったエッセイ

 

・人生のきっかけ本 人生の最後に読みたい本

又吉直樹

「東京百景」又吉直樹著/角川文庫

紙の走馬灯

18歳で芸人になる夢を描き上京した又吉さんの青春を綴ったエッセイ

上京して最初に住んだ三鷹や お笑いコンビ ピースを結成することになった

明治神宮の思い出など 苦しみ、時に幸福に微笑んだ情景が浮かぶ

 

羽田圭介

「深夜特急1―香港・マカオー」沢木幸太郎著/新潮文庫

インドのデリーからイギリスのロンドンまでを

乗り合いバスで旅する紀行文学作品

 

鈴木保奈美

「幻影の書」ポール・オースター著 柴田元幸著/新潮文庫

主人公は、姿を消した監督兼俳優ヘクターの作品に救われる。

そして主人公が、ヘクターの消息を追う旅が始まる。

人生の最期に執着しない

 

・保奈美の付箋ここに貼りました!

「生きとるわ」又吉直樹著/文藝春秋

イメージは黒澤明監督「生きる」ブランコを意識している

順調な人生を歩んできた主人公の岡田が

金を貸したまま行方がわからなかった高校の同級生・横井と再会

横井から金を取り戻そうとするほど 

岡田はドツボにハマり人生が転落していく

人間の可笑しさと悲哀が同時に描かれている

 

鈴木保奈美

「生きとるわ」選手権をやりたい

果たしてまっとうな人っているのか?

 

他の同級生たちからも金を借りていた横井が

岡田に送った返済を約束するメール

「今度こそしっかりと償わせてください。男としての俺の覚悟

その目で見届けてください。 横井輝彦拝」

岡田に対する誠意ある謝罪ではなく

コピペして他の同級生にも送っていたことが発覚

その時の岡田の心情

「こんな非常識な人物からでさえも特別に扱われたい

という欲求はなんなのやろう。」

 

・本好きさんと本屋さんぽ

俳優 坂口涼太郎

探す本のテーマ「新生活」

「新宿レクイエム」山本おりづる著/笠間書院

春は恋 熱愛深まって 溺愛の秋 失恋の冬

新宿の女のキスを集めれば違うピンクの百色になる

「ヘクタール」大森静香著/文藝春秋

👑「茨木のり子全詩集新刊」茨木のり子著 宮崎治編/岩波書店

「今日も、ちゃ舞台の上でおどる」坂口涼太郎著/講談社

あきらめ活動=「らめ活」

💮「プレイ・ダイアリー」大前粟生著/朝日新聞出版

「女の子は笑顔でいた方がいいよ」と育てられた女性を演じる

その俳優の役作りから本番を終えるまでの日記

 

私感

リニューアルされて、益々わくわく感が増してきました。

軽いタッチを身体が新鮮に感じています。

一気にハードルを下げてくださり、落ちこぼれだったけど…。

ついて行かれるかな…❓楽しまさせて貰います。