二日前今期は消したエアコンの
べたなことまたやり過ごす秋の風
赤蜻蛉羽を広げて鳥兜
竜胆が咲きて雷鳥散歩せり
秋の野や芒穂を出し吾亦紅
■安楽死という選択がある国で
いま世界で、安楽死を合法化しようという動きが加速している
中でも急速に拡大しているのがカナダ
2016年に合法化して以来、安楽死を選択する人は年々増加
カナダは安楽死を医療の選択肢とひとつとして考えてきた
さまざまな波紋を引き起こしている
Medical Assistance in Dying(MAID)
死への医療的援助
・深刻な病気
障害(精神疾患のみの患者を除く)
・衰弱し回復不可能な状態
・耐えがたい苦痛
患者は深いこん睡状態になり呼吸が停止して
死に至ります
カナダでは安楽死は個人の権利という考え方が広がっています
精神障害の除外は憲法違反か
脆弱な人々を保護するという国家の利益と
社会の価値観に照らして憲法違反ではない 2013年
安産策を講じれば弱者が非利益を被ることはない 10年後
終末期の患者のみ安楽死を認める
終末期以外のにも安楽死を認めて欲しい
障害者が両親を亡くした時の選択肢は3つ
在宅介護 長期介護施設 安楽死
自宅で過ごす方法が見つからず必然的に安楽死が唯一の選択肢となった
母親が亡くなって半年後、安楽死を申請。
在宅介護の申請書類は100ページ以上あるが、安楽死の申請は3ページ。
安楽死へ誘導されている様である。
自分で着替えやシャワーができる人は公的介護は受けられない
安楽死を申請すると1カ月半で申請が下りた
人々が安楽死を選ぶのは必要な支援が提供されないから
カナダでは安楽死を受ける人がほかの国に比べて急速に増えています
自分で生と死を選択できる理想的な方法として政府が打ち出していて
それは財政的にも影響がある
安楽死の合法化を支持した人たちが
コスト削減を目的にしていたとは思えません
しかし すでに連邦議会の報告書で
どれだけ費用が削減できたかが示されている
安楽死のコスト分析
医療費は年間160億円削減
安楽死は安上がりな選択肢になります
一度合法になれば医療や社会福祉への投資を主張するのは困難になります
私感
日本でも早く安楽死の議論がなされますよう期待しています。
早く始まらないと間に合いません。
高市早苗新総裁!期待しています。
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